健康な体に育てるために、胎児期からお口育てを。
子供のお口育てについて、「吸啜窩」「口蓋」をキーワードに調べたのでまとめました。
〜妊娠中〜
骨盤ケアをし、胎児の姿勢を良くする。
〜出産後〜
出産直後からまるまる育児(渡部信子さん提唱)をする。
母乳育児、深飲みをさせることで、上顎が成長し、成長と共に吸啜窩がなくなってくる。
〜離乳期以降〜
正しい咀嚼と嚥下、下を上顎につけることが上顎の成長を促す。
頸椎を調整し、脊柱の湾曲を育てれば、口蓋の形が良くなるかも。
小学生は装置やトレーニングでギリギリ改善可能。
〜良い形の口蓋だと〜
歯並びが良くなる。
内臓の位置が良くなる。
姿勢が良くなる。
〜高口蓋の影響〜
吸啜窩が残っている状態が高口蓋。
大人になっても残っている人が多い。
鼻腔を狭め、鼻呼吸が難しくなる。
免疫力低下
癌や難病になりやすいかも?
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以下、参考サイトです。
- 全員の乳児に明確な吸啜窩が見られるわけではない。約70%ほど。
- 無歯期(1ヶ月〜)の吸啜窩幅経は、成長による変化はなかった。
参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspd/49/5/49_439/_pdf
- 哺乳瓶、母乳でも浅飲みの赤ちゃんは口蓋が細い子が多い。
参考
第21回特別講演会 よせられた先生方の質問に答えて - 子どもの咬合を考える会
- 口蓋の成長は、生後3ヶ月までが著明。
- 母乳の深飲みが口蓋の成長に関与する。
参考
舌と口蓋 その【8】母乳の深飲み | 岡崎 好秀 先生 | モリタメールマガジン スマイル+(Plus) | 歯科情報ポータルサイト デンタルプラザ
-
強い嚥下圧が上顎骨の前方への発達を促す。
参考
舌と口蓋 その【3】嚥下圧と側切歯萌出部の隆起 | 岡崎 好秀 先生 | モリタメールマガジン スマイル+(Plus) | 歯科情報ポータルサイト デンタルプラザ
- 12〜18ヶ月頃に第一臼歯が生え、離乳が完了する。その頃、吸啜窩は消失。
- 成長と共に副歯槽堤が消えて口蓋が広くなる=吸啜窩の消失=固形の食事をするのに適した形。
参考
https://alle-net.com/allergy-daigaku/6_ha-2.pdf
- 吸啜窩にしっかり乳首を引き込み深飲みすることが、上顎を押し広げる(成長させる)ことに繋がる。
- 成長と共に吸啜窩の凹みが小さくなって上顎が広がると、固形状のものが食べられるようになってくる。=離乳食が受け入れられる。
参考
赤ちゃんの口はよくできている | 子育て応援!ママのためのむし歯00(ゼロゼロ)プロジェクトブログ 『 春風☆日和~ハルカゼビヨリ~ 』
- 成長しても口蓋が高い状態=吸啜窩が残っている。
- 一つの目安は口蓋のアーチを見ること。高い口蓋は、V字形になっている。
- 9歳以降でも適切なアプローチで改善した例
参考
いい口の中ってどんな状態? | プレママ〜8歳までのお口や発達の困ったを解決
- 咀嚼や嚥下が身につくと、舌の力で口蓋が押し広げられる。
- 吸啜窩は小学校に上がるまでに普通はなくなる。
- 吸啜窩が残っていると、鼻中隔が湾曲し呼吸に影響が出る。
- 筆者の小学生の子供には吸啜窩が残っていたが、上顎拡大装置、上顎前方牽引装置、ホッピングで改善。
参考
- 舌が口蓋にペタリとくっついていると、脳を支え、内臓を正しい位置に置ける。
- 横抱き授乳、哺乳瓶では低位舌になる。
- 縦抱き授乳がおすすめ。
- 低位舌→口腔内が狭くなる、歯並びが悪くなる、口呼吸、背骨も内臓も歪む。
参考
- 下顔面の成長により、乳児嚥下から成人嚥下へ。(水を口の中で一塊にしてごっくんと飲む。)
- 口腔機能を発達させるには、母乳を直接吸うことが重要。
参考
離乳食を食べない理由を考えよう~その4~ | 和歌山田辺市・嵐助産院の院長ブログ
- 高口蓋→鼻腔通気度低下
- 難病、がん患者は高口蓋
参考
欠陥住宅、、コンクリート打ちっぱなしYouTube、、 | 開業医 あきら ミシュラン カフェ☕️、まさか末期がん、自分が頚部郭清 しちゃったよ!
- 胎児期の姿勢がいいと丸型口蓋になる。
- お母さんがフラットバックなど良くない体格だと、胎児がきれいな屈位で育つことは少ない。
- 3歳くらいまでに頸椎を整え、脊椎の湾曲を育て、動ける体を育てれば、6歳くらいまでに丸型口蓋になる?
- 口蓋の形が悪いと、骨格を整えても良い状態を維持するのは難しい。
- 乳幼児期からの頸椎、口のメンテナンスが大切。
- 高口蓋のせい?で上手く授乳できない赤ちゃん。
- まるまる育児をすると口蓋の形が良くなる?
- 頚椎と口蓋をみることが重要。
- 頸椎、口蓋の改善は大変。
- 胎児期に顎を上げて沿っている姿勢だと、歯突起が後傾、後屈する?
- 多くの人は頭と第一頸椎の間にゆがみがある。
- ほぼ妊娠15週で屈位か反屈位かが決まる。
- まるまる育児で理想の胎児姿勢を保ってあげることが大切。
- そうすると生後半年までに歯突起が触れられなくなり、その後歯並び、脊柱が良い状態で育つ子が多い。
- 理想的な体の子育てには、妊娠中の骨盤ケア、まるまる育児、施術を受けることが必要だと思う。
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