やままの育児あれこれ

2021年1月生まれの男の子を子育て中の母です。育児本の読書記録、「いないいないばあっ!」放送内容まとめなど。

【読書記録】『アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15』レビュー、内容まとめ

 

『アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15』古賀泰裕

の読書記録です。

(内容、まとめ、感想、レビュー)

 

 

この本を読もうと思った理由

息子が4ヶ月になり、もうすぐ離乳食が始まるという時期にさしかかりました。

離乳食でアレルギーの予防はできないか?

普段の生活でアレルギー予防のためにできることはあるのか?

と思い、この本を読むことにしました。

 

本の内容のまとめ

 

  • アレルギー発症は、遺伝要因と環境要因が関係している。
  • 最近は環境要因が大きいと考えられる。
 
妊娠中にできること
  • 子供のアレルギー発症には、妊娠中のお母さんの体調、腸内環境が関係している。
  • 妊娠中は和食で腸内環境を整える。
  • 高脂質・高タンパク質はNG
  • 日本人が昔から食べてきたものが日本人には合っている。
  • 食物繊維を摂る。
  • オリゴ糖を摂る。
  • 発酵食品を摂る。
  • プロバイオティクスよりもプレバイオティクスが重要
  • オリゴ糖などの、善玉菌を増やしてくれるものがプレバイオディクス
  • ストレスを溜めない。(精神面、気温、疲労のストレス)
  • ストレスでビフィズス菌などの善玉菌が減ってしまう。
  • 妊娠中、特定の食べ物を除去しない。
  • 出産前の抗生物質には注意。
 
分娩について

 

出産後できること
  • 生後6ヶ月までは出来るだけ完全母乳
  • 汚いものを舐めても寛容に。その時に体調を崩しても、将来は丈夫な子に育つと信じる。
  • 離乳食にオリゴ糖や食物繊維をとりいれる。
  • 水溶性食物繊維 きのこ、海藻、皮付きリンゴ、山芋などが重要
  • 母乳育児中は、プロバイオティクス(乳酸菌)、n-3系脂肪酸を摂る。
  • 赤ちゃんに不必要に抗生物質を投与しない。
  • アレルギーやアトピーになってしまったら、フラクオリゴ糖(ベビーオリゴ)を与えてみるのも一つの方法。
  • 赤ちゃんをアレルギーにしないために何が出来るか?→「ふつうに分娩し母乳で育てる」というクラシックな結論に辿り着く。

 

筆者の紹介する、物産フードサイエンス株式会社の「ベビーオリゴ」は、2020年10月に販売終了。

物産フードサイエンス | 「ベビーオリゴ」販売終了のお知らせ

 

その後、ナチュラサイエンス社に商標を譲渡し、「ママ&キッズ ベビーオリゴ」として販売されています。

 

感想

子供をアレルギーにしないためにすべきことが明確に分かりました。

アレルギー予防のために、妊娠中から出来ることがあるとは驚きでした!

もう私の場合そこは手遅れなので、第二子を妊娠した時は気をつけようと思いました。

自然に沿った健康的な生活がアレルギー予防に役立つことが分かったので、日々の生活で気をつけていきたいです。

 

レビュー

様々な研究結果の例を挙げているので、信頼できる内容です。

食事や生活など様々な方向からアレルギー予防のための方法を示してくれています。

子供をアレルギーにさせたくないお母さん、アレルギーの子供をもつお母さん(もちろんお父さんも!)にオススメの本です。

できれば妊娠前から読んでいただきたいです!