【読書記録】『アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15』レビュー、内容まとめ
『アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15』古賀泰裕
の読書記録です。
(内容、まとめ、感想、レビュー)
この本を読もうと思った理由
息子が4ヶ月になり、もうすぐ離乳食が始まるという時期にさしかかりました。
離乳食でアレルギーの予防はできないか?
普段の生活でアレルギー予防のためにできることはあるのか?
と思い、この本を読むことにしました。
本の内容のまとめ
- アレルギー発症は、遺伝要因と環境要因が関係している。
- 最近は環境要因が大きいと考えられる。
妊娠中にできること
- 子供のアレルギー発症には、妊娠中のお母さんの体調、腸内環境が関係している。
- 妊娠中は和食で腸内環境を整える。
- 高脂質・高タンパク質はNG
- 日本人が昔から食べてきたものが日本人には合っている。
- 食物繊維を摂る。
- オリゴ糖を摂る。
- 発酵食品を摂る。
- プロバイオティクスよりもプレバイオティクスが重要
- オリゴ糖などの、善玉菌を増やしてくれるものがプレバイオディクス
- ストレスを溜めない。(精神面、気温、疲労のストレス)
- ストレスでビフィズス菌などの善玉菌が減ってしまう。
- 妊娠中、特定の食べ物を除去しない。
- 出産前の抗生物質には注意。
分娩について
出産後できること
- 生後6ヶ月までは出来るだけ完全母乳
- 汚いものを舐めても寛容に。その時に体調を崩しても、将来は丈夫な子に育つと信じる。
- 離乳食にオリゴ糖や食物繊維をとりいれる。
- 水溶性食物繊維 きのこ、海藻、皮付きリンゴ、山芋などが重要
- 母乳育児中は、プロバイオティクス(乳酸菌)、n-3系脂肪酸を摂る。
- 赤ちゃんに不必要に抗生物質を投与しない。
- アレルギーやアトピーになってしまったら、フラクトオリゴ糖(ベビーオリゴ)を与えてみるのも一つの方法。
- 赤ちゃんをアレルギーにしないために何が出来るか?→「ふつうに分娩し母乳で育てる」というクラシックな結論に辿り着く。
筆者の紹介する、物産フードサイエンス株式会社の「ベビーオリゴ」は、2020年10月に販売終了。
物産フードサイエンス | 「ベビーオリゴ」販売終了のお知らせ
その後、ナチュラルサイエンス社に商標を譲渡し、「ママ&キッズ ベビーオリゴ」として販売されています。
感想
子供をアレルギーにしないためにすべきことが明確に分かりました。
アレルギー予防のために、妊娠中から出来ることがあるとは驚きでした!
もう私の場合そこは手遅れなので、第二子を妊娠した時は気をつけようと思いました。
自然に沿った健康的な生活がアレルギー予防に役立つことが分かったので、日々の生活で気をつけていきたいです。
レビュー
様々な研究結果の例を挙げているので、信頼できる内容です。
食事や生活など様々な方向からアレルギー予防のための方法を示してくれています。
子供をアレルギーにさせたくないお母さん、アレルギーの子供をもつお母さん(もちろんお父さんも!)にオススメの本です。
できれば妊娠前から読んでいただきたいです!